
「疲労臭」という言葉を聞いたことがありますか?
聞くだけで嫌な感じがしますね。
最近、毎日忙しく働くビジネスパーソンの間で、体の内側から生じるにおいの悩みが増えています。
体の疲れが溜まると、乳酸とアンモニアが血中に増加します。
アンモニアは通常、肝臓のオルニチンサイクルで解毒されるのですが、
疲労の蓄積やお酒の飲みすぎで肝臓が弱まると、解毒されきれずに汗腺に放出されてしまうのです。
その結果、汗にアンモニア臭が生じて体臭がキツくなります。
また、乳酸が分解されて生じるアルデヒド系の物質も、汗のにおいを強くするそうです。
では、「疲労臭」を防ぐ対策はというと...
体の内側から発生する疲労臭は、デオドラントスプレーや石鹸では消えません。
実は朝シャワーを浴びるよりも、夜にゆっくり湯船に浸かる方がこの疲労臭を軽減できるそうです。
入浴後、1時間ほど時間を空けて体温を下げてから眠れば、寝汗もあまりかかずに眠れます。